文書管理システムや地域連携システム、あとは医療安全面のシステムをシーエスアイから導入したことです。
集計作業など、今までは、それこそ手書きであったり、Excelで集計したりしていたが、MI・RA・Is/AZを導入したことで、データ抽出機能が強化され、電子カルテそのものからデータが取れるようになり、紙の削減や作業時間が大幅に短縮できたことで業務改善も図られたことが大きかったです。

MI・RA・Isは、他のシステムとも上手に連携ができることは大変ありがたく思っております。
また、今まで使っていた紙の帳票についても、当院の運用通りに作っていただいたこと。また、iPod touchを導入したことで、褥瘡画像をMI・RA・Isの中に取り込めるようになり、医療安全と診療の質の向上に繋がっていると思います。

当院にとって、初めての電子カルテ更新でしたので、最初は問い合わせも多く大変でしたが、MI・RA・Is/AZを導入し、医療安全や業務改善による効率化の推進ができているように感じています。ですが、まだ上手に使えていない方もいらっしゃるので、使い方を教えることで、これから良い風土になっていくのではないかと感じております。

現在看護師の加算要件の件で、記録に時間を取られている現状が、どの病院でも多くあると思います。MI・RA・Is/AZでは加算要件になっている褥瘡システムや転倒転落のアセスメントなどが、システム内で行えるようになったので記録の時間がずいぶん短縮されたと感じています。
また、どの病院も同様ですが、”医師のタスクシフティング”という時代であり、電子カルテ上で情報伝達が正確かつスピーディーに行えるということは、電子カルテの特徴でもあり、今後ますます医療従事者が活躍できる場の助けになると思っています。